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完了形か完了の進行形か

完了の進行形って?

携帯サイト「最強の英文法」に寄せられた質問と回答を掲載していくことにします。
同じような質問がある方に、すこしでもお役にたてれば幸いです。


Q:本日のメルマガの問題についてですが、(4)が最適なのは分かりますが、(2)では駄目なのでしょうか?

16. They (  ) for ten years when they finally found the treasure.

(1) have searched
(2) had searched
(3) had been searched
(4) had been searching
 ↓
 ↓選んだ?
 ↓
 ↓
 ↓
●Answer
(4) had been searching
「彼らは10年間探し続けてついにその宝物を見つけた」

 ↓

A:おっしゃる通り、(2)でも正解です。
しかし、問題が、Choose the best answer. なので、(4)を正解としています。

基本は以下の通りです。
「ずっと~している」という継続の意味を表すには、have been ~ing(現在完了進行形)を用いる。
ただし、状態を表す動詞、know「知っている」や have「持っている」は、進行形にならないので、完了形のときも進行形にはできません。
×I have been knowing him for ten years.
○I have known him for ten years.
このように状態を表す動詞が用いられると、進行形にはなりません。

では、動作を表す動詞を用いて継続ならば、絶対に have been ~ing になるのかと言うとそうではありません。
以下、オッハー説になりますが、話し手の気分で完了形で表してもいいし、完了の進行形でも表してもいいのです。
例えば、「私は5年間ずっと英語を勉強しています」を考えてみます。
○I have been studying English for five years.
○I have studied English for five years.
どちらでもいいです。

じゃあ、どう違うのか?
一つは動詞が持つ意味による違いです。
study 「勉強する」(動作)
study 「勉強している」(状態)
I am studying English now.
「私は今英語を勉強しています」(動作が今まさに行われている)
I study English at university.
「私は大学で英語を勉強しています」(別に動作が行われていなくても良い)
つまり、動詞の意味自体に「継続性」が含まれているものは、have + p.p. で、「継続」(ずっと~している)の意味が表せるのです。
「ご飯も食べず」「トイレにも行かず」5年間もずっと勉強する動作が行われるわけないですから。

※「継続性」を含む動詞は他にもたくさん有ります。
learn, rain, snow, sleep, stay, wait, work などです。

これらも sutdy と同じことが言えます。
使い分けは、動作に重点を置くのか、状態に重点を置くのかという話し手の気分によると思うのです。

次に完了形の用法による視点から考えます。
完了形には、「完了」「経験」「継続」「結果」などの用法が有ります。
I have been studying English for five years.
「私は5年間ずっと英語を勉強している。そしてこれからも勉強し続ける」(継続)
進行形には未来への指向が含まれていると思います。
上の和訳は、行き過ぎですが、あえて意味合いを出すために訳出してみました。

次に
I have studied English for five years.
「私はこれまで5年間英語を勉強してきた。私は5年間英語を勉強した経験を持つ」(経験)
for five years があるから、完了の継続というのは絶対ではありません。
for five years があっても、経験は表せます。

以下もオッハー説ですが、
継続の気持ちがあれば、have been ~ing で、経験の気持ちが強ければ、have p.p. です。
いかがでしょうか?


質問はコメントからどうぞ。

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コメント

ちょっといいですか。

>継続の気持ちがあれば、have been ~ing で、経験の気持ちが強ければ、have p.p. です。

そうなのかなぁ?と疑問です。そう定義付けるのはよろしくないかと思います。というより、少々欠けている部分があるってことなのですが(笑)
確かに、【for~】を用いるときに、「経験」でも取れることは納得できますが、そうなる場合は結局は文脈によるもので判断されるはずで、その文一文から[経験]用法とするのは正しくないように思います。
たとえば、
It has snowed for two months here.
(ここでは二ヶ月ずっとユキが降りっぱなしです。)
(?ここでは2ヶ月雪が降ったことがあります。)
→自分もそういうことも可能だなと思って、でも、とりあえず、不安だったので、実際に信頼あるネイティブに経験のニュアンスが含まれるかを5人くらいの人に聞いたところ、この文のみでは「今もそれが続いている」というニュアンスの方がもっとも強いという人が4人でした。そのうち1人は、文脈によっては可能だと言っていました。
たとえば、
We seldom have much snow. But (once or several times) it has snowed for two months here (/before).

[降ったことがあります。」とする場合には、beforeなどのニュアンスが含まれていることも指摘しておきます。

思うところ、この定義に必要になる条件として、
[経験]か[継続]かの断定は、文脈によって[経験]か[継続]かが判断される
といった感じの内容を加えた方がよいかと思われます。

このサイトはすばらしいと思います。
時折参考にしています。頑張ってくださいね。

完了形か完了の進行形か

shuさん、コメントありがとうございました!
久しぶりに、真摯なコメントをいただき、感激しております。

まったく、おっしゃる通りです。
相手がどういう気持ちでその言葉を述べたのかは、文脈から判断しなければならないし、一文だけを取り出して、その形だけからは断定できない部分が多いですね。

また、文脈からbeforeなどの意味合いが加わることもあるというのは、新しい発見でした。話の流れから、そうなることもあるなあと感心してしまいました。

ただ、最初から読んでいただければわかると思うのですが、私は
It has been snowing for two months.(継続)
It has snowed for two months.(経験)
と言ったわけではありません。
これらはどちらも継続です。
それを認識した上で、なぜ、It has been snowing ~と言ったり、It has snowed ~と言ったりするのだろうかという点が私の知りたいところです。
この点は、いかがお考えでしょうか。

>完了形か進行形か

返答ありがとうございます。
そういって頂けると、嬉しい限りです。

現在完了と現在完了進行形の区別はずいぶん難しいものと思います。自分もその辺は曖昧だったりしますが、自分の考えとしてはこの2つの違いは:

(1)It has snowed for two months.
このp.pのsnowは「長く継続する(非完結的な)動詞」=状態動詞として捉える。つまり、「『発話まで』の2ヶ月間の降雪の状態の継続」を伝えている。→「2ヶ月、雪が今までずっと降っているんだよねぇ。」と言ったニュアンスで。 

(2)It has been snowing for two months.
この場合は、状態動詞というよりかは、動作を意識して「発話時までに雪が降っているが、それはまだ続く模様である」ということを示唆する。つまり、「過去のある時点から降り始めた雪が、この文を発した瞬間までにも雪はまだ降っているし、まだ降り続くだろう。」と言った「進行」としての考えが含まれる。
(これはおそらく、上の方でオッハーさんも書かれていることだと思いますが。)

実際、ある天候の[継続]をhas+...の文で表すときには後者を用いる方がかなり頻度が多く、単純な現在完了ではあまり表さない傾向にあります。
(・・・これは、上で示した(2)から理解することも可能かと。)

また、こう違う形なのに同じ意味と言った形でラッピングするのは、結局のところ進行形の持つ性質と状態を表す過去分詞の性質が似てしまうからだそうです。似たもの同士が同じhasとくっつくことで、区別がつきにくくなる。そう考えています。でも、紐を解けば、必ずどこかに違いは存在すると思います。形が違う以上何かしらの違いはある。なので、その正体を自分は今もなお追い続けている最中なんですけどね。(笑)

cf.
It is raining. (雨が降っています。(話している瞬間も、まだザーザーと。))

日本語で考えてしまうと、いろいろな支障が見られるのも事実ですね。「いる」だから進行形だとか「した」だから過去形だとか、間違えではないけれどその固定概念が時制を難しく思わせているように感じてならない英語教育の現状を感じています。

完了形か完了の進行形か?

返答ありがとうございました。
私の頭の中では、非常にすっきりと整理ができました。

It has snowed for two months.
It has been snowing for two months.
どちらも、継続の用法である。
現在完了形で表現したときは、snow を継続の意味合いをもった状態動詞として用いている。
現在完了進行形で表したときは、snow を動作動詞として用いている。そして、今も雪が降っていて、これからも降るという意味合いを持たせることができる。

このように理解しました。

いろいろ勉強になりました。
shu さん、他にもお気づきの点があれば、またコメントを寄せていただければと思っています。
ありがとうございました。

ありがとうございました

ご回答ありがとうございました!
最近このサイトを見つけて、いろいろと疑問が解決されました。
これからもいろいろ勉強させていただきます。

お役に立てて嬉しいです!
コメントいただき、ありがとうございました。

最近サイトの更新をさぼっていましたが、少しやる気が出てきました。
がんばります。

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