2016年センター試験解答と解説2
オッハーです。
今日も、2016年度センター試験の問題を解いてみましょう。
どこよりもわかり易い解説もぜひご覧ください。
2問あります。
【問題】( )に入れるのに最も適当なものを,①~④のうちから一つずつ選べ。
第2問 A
問3 Children ( 10 ) by bilingual parents may naturally learn two languages.
① bringing up
② brought up
③ have brought up
④ were brought up
↓
↓
↓
↓選んだ?
↓
【答え】②
-------------------
問4 My sister was not a serious high school student, and ( 11 ).
① either I was
② either was I
③ neither I was
④ neither was I
↓
↓
↓
↓選んだ?
↓
【答え】④
-------------
「続きを読む」に解説があります。
↓ 2016年センター試験
第2問
問3
【解説】
Children ( brought up ) by bilingual parents may naturally learn two languages.
「バイリンガルの両親に育てられた子供は,当然2か国語を覚えるだろう」
分詞の問題です。
まず,この文全体の主語は Children で、述語は may learn です。
「子供たちは覚えるだろう」というのが文の中心となります。
Children と may の間にある語句は、Children の修飾語句となると考えます。
この時点で,③と④は、脱落します。
例えば,③だとすると、Childre have brought up 「子供たちは育てました」で文が終わってしまいます。
後の may naturally learen の説明がつきません。
④も同様の理由で,不可です。
残った①と②は,それぞれ現在分詞と過去分詞で,後ろから前の Children を修飾しています。
bring up ~ は「~を育てる」という意味です。
ですから①は,Children bringing up 「育てている子供たち」となります。
②は,Children brought up 「育てられた子供たち」となります。
どちらが正解かは一目瞭然です。
意味から考えても,直後の by bilingual parents「バイリンガルの両親によって」とのつながりを考えても,②が正解です。
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2016年センター試験
第2問
問4
【解説】
「~も…ない」という表現を問う問題です。
My sister was not a serious high school student, and ( neither was I ).
「私の姉は真面目な高校生ではなかった。そして,私もそうだった」
意味は上記のようになります。
文の前半に,「私の姉は真面目な高校生ではなかった」という否定文があります。
それを and 「そして」とつないでいますので,後半も同じく否定の意味を持つ文が続くと考えます。
この時点で否定の意味のない①と②が脱落します。
次に「否定語が文頭に来ると,倒置を起こす」という一般的な法則があります。
ここでも,neither という否定語が文頭に出て,was I という倒置を起こしている④を正解とします。
以下の3パターンを覚えておきましょう。
1.「~もそうだ」
A : I went to the shop yesterday.
B : So did I.
「私は昨日その店に行きました」
「私も行きました」
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2.「~も…ない」
A : I can't speak Spanish.
B : Nither (または Nor ) can I.
「私はスペイン語を話せません」
「私も話せません」
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3.「その通りだ」
A : He is really kind.
B : So he is.
「彼は本当に親切だ」
「その通りです」
Aの話す内容によって,be動詞で受けたり,助動詞で受けたり,do, does, did で受け答えするようにします。
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今日も、2016年度センター試験の問題を解いてみましょう。
どこよりもわかり易い解説もぜひご覧ください。
2問あります。
【問題】( )に入れるのに最も適当なものを,①~④のうちから一つずつ選べ。
第2問 A
問3 Children ( 10 ) by bilingual parents may naturally learn two languages.
① bringing up
② brought up
③ have brought up
④ were brought up
↓
↓
↓
↓選んだ?
↓
【答え】②
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問4 My sister was not a serious high school student, and ( 11 ).
① either I was
② either was I
③ neither I was
④ neither was I
↓
↓
↓
↓選んだ?
↓
【答え】④
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「続きを読む」に解説があります。
↓ 2016年センター試験
第2問
問3
【解説】
Children ( brought up ) by bilingual parents may naturally learn two languages.
「バイリンガルの両親に育てられた子供は,当然2か国語を覚えるだろう」
分詞の問題です。
まず,この文全体の主語は Children で、述語は may learn です。
「子供たちは覚えるだろう」というのが文の中心となります。
Children と may の間にある語句は、Children の修飾語句となると考えます。
この時点で,③と④は、脱落します。
例えば,③だとすると、Childre have brought up 「子供たちは育てました」で文が終わってしまいます。
後の may naturally learen の説明がつきません。
④も同様の理由で,不可です。
残った①と②は,それぞれ現在分詞と過去分詞で,後ろから前の Children を修飾しています。
bring up ~ は「~を育てる」という意味です。
ですから①は,Children bringing up 「育てている子供たち」となります。
②は,Children brought up 「育てられた子供たち」となります。
どちらが正解かは一目瞭然です。
意味から考えても,直後の by bilingual parents「バイリンガルの両親によって」とのつながりを考えても,②が正解です。
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2016年センター試験
第2問
問4
【解説】
「~も…ない」という表現を問う問題です。
My sister was not a serious high school student, and ( neither was I ).
「私の姉は真面目な高校生ではなかった。そして,私もそうだった」
意味は上記のようになります。
文の前半に,「私の姉は真面目な高校生ではなかった」という否定文があります。
それを and 「そして」とつないでいますので,後半も同じく否定の意味を持つ文が続くと考えます。
この時点で否定の意味のない①と②が脱落します。
次に「否定語が文頭に来ると,倒置を起こす」という一般的な法則があります。
ここでも,neither という否定語が文頭に出て,was I という倒置を起こしている④を正解とします。
以下の3パターンを覚えておきましょう。
1.「~もそうだ」
A : I went to the shop yesterday.
B : So did I.
「私は昨日その店に行きました」
「私も行きました」
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2.「~も…ない」
A : I can't speak Spanish.
B : Nither (または Nor ) can I.
「私はスペイン語を話せません」
「私も話せません」
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3.「その通りだ」
A : He is really kind.
B : So he is.
「彼は本当に親切だ」
「その通りです」
Aの話す内容によって,be動詞で受けたり,助動詞で受けたり,do, does, did で受け答えするようにします。
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